JIMC 通信 2013年7月17日発行 第11号 日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)より 各種最新情報をお届けします。 *********************************** 1 JIMCからのお知らせ [インバウンド・レポート] 中国大陸の最新事情 2 [御礼] 第2回JIMC主催インバウンドシンポジウム 3 正会員のご紹介 「att.JAPAN」/株式会社ファイネックス 4 賛助会員 入会のご案内 5 JIMCお手軽PRパッケージ新企画のご案内 *********************************** =================================== 1 JIMCからのお知らせ =================================== [インバウンド・レポート] <中国大陸の最新事情> 東南アジア方面を意識している間、 いつの間にか中国マーケットも動いてきました! 今回はJIMC正会員の上海事業所における訪日旅行サービスの 現場から感じられる最新情報をお届けします。 ■メディアの扱いの変化 一般メディアはこの1ヶ月 有人宇宙飛行の打ち上げ、帰還ニュースで盛り上が りました。ほかには諸外国との首脳会談、先週は韓国大統領との首脳会談など 外交関連の記事がヘッドラインをにぎわしました。しかし、日本関連ニュース の扱いは非常に小さく、日本に対する無関心状態が続いています。 主力旅行雑誌の日本関連記事については、複数ページのものが昨年末から動き だし、延期を続けてきた約100ページの日本大特集が先月刊行されたことで、 ほぼ正常状態に戻ったと思われます。 息を潜めていた訪日団体旅行のマスメディア広告は、昨年のJNTOの広告を 皮切りに南部を中心に復活し、その後地方都市を巡って北京でも復活。尖閣諸 島問題の真っ最中にコスタクルーズで1500人訪日させ、中央政府から睨まれ続 けた上海が最後に復活という流れとなっています。 ■旅行会社の動き 1月の観光庁長官の訪中後、大手がツアー造成に動き3月に販売開始。 円安で仕入れ環境が好転し、マスメディアでの広告がほぼ復活した今は 夏休みに向けて活発な動きが出てきています。 規模は昨年の7~8割という会社もあれば、3割程度という会社もあり、会社に よってその動きにはばらつきがありますが、平均すると5割は戻ってくると予 想されます。 ここで各社が昨年並みに復活と言い切れない背景には航空便が減ったり機材を 縮小したために座席を確保できないという問題や一度冷え込んだマーケットな ので、集客に関する発言に慎重になっている面もあるようです。 そうなると、当然のことながら集客がしやすい定番コースが中心となるため、 地区によって「来るところ」「来ないところ」が明確に分かれそうです。 ■盛り上がるFIT 一部は先日のシンポジウムで発表した内容と重複しますが参加できなかった方 もいらっしゃるので、あえて書かせていただきました。 正式な広報はまだ先だと思われますが、上海を中心に個人ビザの申請が過去最 高を更新し、伸びているようです。 実際に弊社の訪日サービス部門では、昨年の10月には落ち込みはしたものの、 11月からは前年比100%前後の推移を続け、今年の5~6月には昨年を上回る 取扱件数となっています。 FITが伸びている背景には、所得の増加、団体ツアーの自粛、団体ツアーの品 質問題など様々な要因があると言われていますが、その全てが要因となって FITマーケットを押し広げているようです。 実際の取り扱いは中堅(大手2番手組)のホテル・航空券予約サイトが訪日旅 行の取扱数を大きく伸ばしているようです。ほか、旅行会社では中堅が訪日 FITを延ばしています。(弊社でも伸びています)実際の動きがどうだったの か、今後の統計数字を注視したいところです。 (文・日本之窓 阿部) ※訪日個人旅行者(FIT)に関する 「第2回JIMC主催インバウンドシンポジウム」での発表内容は、 近日中にJIMCホームページに掲載される予定です。 http://www.jimc.gr.jp/ =================================== 2 [御礼]第2回JIMC主催インバウンドシンポジウム =================================== 去る7月9日(火)にJIMCが主催しました第2回インバウンドシンポジウムが 日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールで開催されました。 猛暑の中、約200名の方々にご参加いただき、基調講演の講師である新関西国 際空港の住田氏、パネルディスカションのパネリストとしてご登壇いただいた 大江戸温泉物語の山本氏、東日本旅客鉄道の高橋氏、ヨドバシカメラの吉澤氏 から数々の事例と共に多面的な視点から今後のインバウンドへの取組みで参考 になる様々なお話をお聞かせいただきました。 シンポジウム終了後の交流会にも多数の皆様にご参加頂き、今後のインバウン ドをいかに盛り上げていくかで活発な意見交換、情報交換が行われました。 日頃から当コンソーシアムの活動にご理解、ご支援をいただいております皆様 には改めて御礼申し上げます。 今後も皆様のご期待に応えられるよう、会員各社が力を合わせ活動してまいり ます。 引き続き、ご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 日本インバウンド・メディア・コンソーシアム 理事長 桑原 信彦 =================================== 3 正会員からのご案内 =================================== att.JAPAN(ファイネックス)はインバウンド・メディアのパイオニア ◆2000年創業の株式会社ファイネックスはインバウンド専門会社 株式会社ファイネックスはインバウンドを推進する目的で 2000年に創業いたしました。当時、日本を訪れる外国人は400万人台。 現在と比べて昔日の感があります。2000年9月にプレ誌を発行し、2001年から 本格的にatt.JAPANを発行しております。 2003年の国の「観光立国」宣言前から日本の将来を見据え、 いち早くインバウンドに取り組んでまいりました。 これまでの延べ発行部数は別冊版を合わせて800万部を超え、 多くの訪日・在日外国人読者に親しまれています。 ◆雑誌とウェブの連動でより立体的に情報を発信 att.JAPANの記事コンテンツはWEB att.JAPAN と連動しており、 雑誌の英語、中国語繁体字に加え、中国語簡体字、韓国語、日本語の 5言語で展開しています。 リピーター確保のための来訪動機を高めるために読物としても人気のある att.JAPANの記事広告パッケージ(ウェブでの多言語情報発信付)を活用した 誘客プロモーションは数多くの自治体や企業でご活用いただいております。 雑誌やPC、タブレット、スマートフォンなどで情報に手軽にアクセスできる 利便性が評価されています。 ◆“NEXT ○○”、次回来日時のデスティネーション選択に向け情報発信 日本を訪れた多くの外国人が日本への好感度を高め帰国します。 そして、実に9割以上の外国人が是非またはできれば日本を再び訪れたいと考 えています。 そのような訪日中の外国人に向け、次回訪日時の来訪先としての情報 インプットを行い、当地への誘客を促進しようという明確な試みを持って、 今年2月、沖縄県がatt.JAPANの別冊として、「att.OKINAWA」英語版・中国語 繁体字版・韓国語版の3版を発行いたしました。マーケットの特性や嗜好を踏 まえ、言語別にメインテーマを変え、「沖縄で楽しめることを」キメの細かい 切り口で紹介し、プロモーションを行いました。 13年間にわたるインバウンド専業での取組み実績は、皆様のインバウンド 推進に貢献できるものが多々あると感じております。 どうぞ、お気軽にお問合せください。 ●問い合わせ先 株式会社ファイネックス TEL:03-5368-4781 E-mail:info@finex.co.jp http://www.finex.co.jp =================================== 4 賛助会員 入会のご案内 =================================== 本コンソーシアムへのご入会を募っております。会員特典として、各種活動へ の参加(講演会、勉強会等) 及び各種活動の成果(メールマガジン、各種 マーケティングリサーチデータ等)を受けることができます。 ●詳細はこちら http://www.jimc.gr.jp/join/ =================================== 5 JIMCお手軽PRパッケージ新企画のご案内 =================================== 信頼と実績のJIMC正会員企業が発行する 訪日外国人向けの最大110万部を超えるメディアに 低価格で記事掲載が可能となりました。 広告ではなく、記事での取り扱いですので PR 効果を高めます。 ●詳細はこちら http://www.jimc.gr.jp/wp-content/uploads/pdf/adplan_130717.pdf ─────────────────────────────────── 掲載のご希望は担当・斉藤・伊藤までお知らせください。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ [JIMC通信] 2013年7月17日発行 第11号 編集・発行 日本インバウンド・メディア・コンソーシアム TEL 03-6804-5861 (インフィニティ・コミュニケーションズ内 斉藤・伊藤) http://www.jimc.gr.jp/ ご意見、ご感想、配信申込・停止などは info@jimc.gr.jp まで、お願いします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ Copyright(C)2013 Japan Inbound Media Consortium. All Rights Reserved.